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「生きぬく子ども」№16 

   今、力を入れて取り組んでいること               

 ここ数年、学級経営の柱として、また学習力を培うために、次の三つのことに力を入れて取り組んでいます。

 ①朝の会         
 ②自学帳         
 ③自由研究

 本稿では、その中でも「朝の会」について述べさせていただきます。
 「朝の会」に取り組むようになって、今年で8年目を迎えます。いろいろと試行錯誤を重ねてきましたが、中心になっているのは『元気しらべ』です。自分の健康状態を話した後、お話をしお尋ねを出し合いながら進めていくというものです。昨年度の4年生の三学期では次のような話題が出されました。
 時事的な内容をはじめとして、教科の学習において疑問になったことを調べてくる子どもや、日頃の問題などを全体に提示する子どもも出てくるようになってきました。

■南海地震に備えていること ■阪神淡路大震災を振り返って ■ダウン症で亡くなった子どものこと ■新撰組について ■お金を騙し取った詐欺事件 ■冷蔵庫からタラバガニが盗まれた事件 ■道頓堀川をきれいにすること ■デパートなどの試食コーナーの効果について ■日本と韓国の関係について ■吉野屋が牛丼をやめること ■節分の由来について ■節分の由来 ■イラクへの自衛隊派兵について ■鳥インフルエンザの影響について ■週刊子どもニュースから ■建国記念日の由来 ■鯉ヘルペスの被害について ■大学の山岳部が遭難したこと ■白血病について ■三原郡合併問題について ■カレイとひらめの違いについて ■校内清掃の問題について・・・等(抜粋しています)

 「朝の会」の司会は、その日の日直2人が行っています。司会をすることを通して、話し合いの仕方や進め方を学びます。また、お話をすることを通して自分自身の生活を振り返り、他の子どもたちとの話題の共有が可能になります。そして、おたずねすることを通して集団の中での個と個の関わり合いが生まれてきます。その中から、子どもたちどうしの「学び合い」の場面が生まれてくることを願っています。
 「朝の会」をはじめとして、様々な場面において子どもたちには「おたずね」をすることが学習の第一歩であることを何度も繰り返し話しています。「おたずね」をすることが主体的に学習に取り組むスタートになるからです。
 そして、話し合いの中で出てくる子どもたちの「願い」や「意識」を取り上げ、それを自覚させ深めさせることにより、子どもたちの学習(教科学習)に発展・深化していけるように支援しています。そのための一つの手立てとして、「朝の会」の最後の「先生のお話」は特に大切にしています。その日に提供された話題に対して、感想を述べるだけではなく、いくつかの話題を取り上げ、さらに子どもたちの手で追究していけるような助言を心がけています。学習時に調べておいてほしいことなどが出てきたときや「朝の会」で気になることなどを黒板のすみの方に板書しておくと、後日話題として登場してくることがあります。
 教師はいかにして、何気ない子どもたちのお話から学習の芽を読み取っていくことが大切かを痛感しています。「聴き合う」ことが、子どもの思考力を育成する第一歩だとも考えています。
 「朝の会」をベースにして、子どもたちの「自学帳」「自由研究」は密接な関わりを見せています。最近では、この二つが学習の基本であるとさえ感じます。「朝の会」で登場した話題を自由研究に取り入れる子、また自学帳でさらに追究を進める子、また、その逆で自分が研究したことを「朝の会」で広める子など様々です。そういった意味からも「朝の会」は子どもたちにとってなくてはならない時間になりつつあります。

■調べてきたことや悩みのことや生活のことが分かるのでいいと思います。発表する力やお尋ねをする力もつくのでいいと思います。…(Mさん)
■「この子の話し方を真似しよう」とか「こんなこと調べたらいいんだな」とか思います。…いろいろ分かり合えて、もっと友達になれそうです。…(Sさん)

 「朝の会」から「教科学習」「総合的な学習」へ、また「教科学習」「総合的な学習」から「朝の会」へという相互的な関連やつながりというものについての可能性の追究は今後まだまだ続きます。

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