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学習基盤形成事業実践研究発表会(南あわじ市立八木小学校) 

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 午後から、本校で「学習基盤形成事業実践研究発表会」が行われました。
 午後からですが「朝の会」に続き、算数の学習を全学級が公開しました。
 6年生では、「2つの数で割合を表そう」という単元の学習を公開しました。一人学習を2時間行った後の集団学習の1時間目を見ていただきました。
 学習後の研究協議会では、低・中・高学年の3部会に分かれ、兵庫県立大学の守屋淳先生、香川大学の松本康先生、神戸女子大学の近藤久史先生をお招きし、学習やお子たちについての話し合いがもたれました。
 その中では多くの貴重なご意見をいただき、とても勉強になりました。
 最後に「一人ひとりを大切にする授業とは」という演題で守屋淳先生にご講演をいただきました。内容の概略は以下の通りです。


■「一人ひとりを大切にする」?当たり前じゃないの?■
 ・本当に大切にできていますか?
 ・発問を授業を進めるための手段にしていませんか?
 ・子どもの考えに対して「それもそうだけど、他にありませんか?」と言ったりしませんか?
 ・挙手する子だけに頼っていませんか?
 ・1時間ほったらかしにされている子どもはいませんか?
 ・先生の意図をよく読んでくれる子を頼りにしていませんか?その子は本当に生き生きと自分らしく生きていますか?
 ・子どもは一つ一つの発問に、ほとんど生まれて初めて出会い、一生懸命に考えている
 ・その考えを粗末に扱われたら次第に考えることがあほらしくなる、そして先生の意図を探るようになる
 ・一人ひとりを大切にする教師はマニュアルに頼らない(頼れるマニュアルがあるはずがない、便利なマニュアルより目の前の子どもの方に関心がある)

■子どもが学ぶ主体であり、教師はそれを支える存在である■
 ・「〜力が足りないから、子どもに〜力をつけさせる」というパターンから脱却しよう
 ・「〜しろ」(例えば「聴き合え!」)と子どもに言うことでそれをやらせるのには無理があるし、やらせることができても長続きしない「〜したら気持ちいい」「〜したら楽しかった」という経験を積み重ねることで、自分から当たり前にするようになる
 ・子どもは本来学ぶことが好きである(それを邪魔する教室になっていませんか?)
 ・先生も「学ぶことが楽しい」と実感していますか?一生学び続ける先生でいてください

■「聴き合い、支え合う学習集団」とは■
 ・子どもが「他の子の発言をよく聴く」ためには、まず先生が「どの子の話もよく聴く」
 ・どんな考えもしっかり聴いてくれる、という安心感があって初めて、子どもはじっくり考えるようになる
 ・分からないことを「分からない」と言えることが、学ぶための絶対必要な条件
 ・分からないことが当たり前、分からないということをしっかり受け止めてもらえるという安心感があって初めて、そして自分自身が学びの主体者だという感覚があって初めて、子どもは「分からない」と言える
 ・先生自身が分からないことを「分からない」と言えていますか?(授業の中で、校内研で…)

■「一人ひとりを大切にする授業」は日本を明るくする■
 ・「学力テスト」の点数を競い合うのは教育ではない、子ども一人ひとりがバラバラにされ、子どもの心を貧しくし冷たくしていく
 ・人と人との関係の中で人は育つ
 ・ほんものの学びは関係(つながり)の中で起こる
 ・そのような学びを実感することは、生きていることの喜びを実感することにつながる
 ・そういうことを実感した子どもは人にやさしい
 ・そういうことを忘れた大人は子どもから学んでほしい

 18:00~ 3名の講師の先生方も交えてここで慰労会。二次会はここで、帰宅は24:30頃になりました。
 本日、100kmマラソン完走者が1名出ました。これで34人目です。

卒業式まで38日

◇出勤時刻 8:00 退勤時刻 17:50

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