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兵庫県小学校社会科教育研究大会 

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 今朝の児童集会は表彰伝達の後、学習発表会での全校合唱練習を行いました。
 今年は全学年体育館で行うことになったので初の試みです。

 県社会科研究大会に参加するため、11:00前に学校を出発しました。会場校に到着後、運営スタッフでの打ち合わせ。参会者の方々の駐車場の整理係を担当しました。
 大会主題は「確かな学びを築く社会科学習 -社会とつながり 自分の生き方を広げる授業をめざして-」です。
 少しばかり遅れて公開学習へ。6年生社会科「平和への道 ~アジア・太平洋に広がる戦争~」を参観しました。本時の学習問題は「サイパンが奪われた時、戦争をとめることはできなかったのか」でした。どのお子たちもよく調べ、自分の見つけた資料などをもとにして自分の考えをまとめていました。ただ、お互いの立場での意見交換の際に自分なりの言葉で話せることができればと感じました。
 全体会の最後には、梅津正美先生(鳴門教育大学副学長)が「言語活動を図る小学校社会科の授業づくり -思考力・判断力の育成をめざして-」という演題でお話をしていただきました。(研究集録冊子から)


Ⅰ 今次学習指導要領における小学校社会科授業の改善の視点と研究課題
 「言語活動の充実」を主題においた授業研究においても、言語活動自体を目的化するのではなく、目標・内容・方法を貫く授業づくりと実践に関するトータルな研究の中に言語活動を位置づけて考察していくことが大切である。

Ⅱ 言語活動を図る社会科授業づくりと実践の手だて
  ~本研究大会における諸提案から学ぶ~
 1.授業のレベルで「思考が働く」ことの実際をつかむ
 2.社会科授業における「問い」「思考」「知識」の関わりを明確化し、具体的な授業づくりに活かす。
 3.思考力・判断力を培う授業の類型を明らかにし、その類型に基づいて「言語活動」を促す学習問題・過程を構想し、授業づくりと実践に具体化する。
   類型1:社会的事象について、分かる授業(社会認識力育成型)⇒社会的事象についての事象判断を基準に、事象間の関係や時代の社会の本質を解決し説明する能力を培う授業。
   類型2:社会的論争問題の解決策を、評価し、選択・決定する授業(社会的判断力育成型)⇒社会的な論争問題・場面に対応する複数の政策・行為の選択肢を、事実を根拠に評価(価値判断)し選択(意思決定)していく能力を培う授業
   類型3:知識(メディア)を、批判的に読み解き吟味する授業(批判的思考力育成型)⇒社会的事象に関する知識(メディア)の背後にある価値観や立場、あるいは主張の構成方法を、時代の社会の特質と関わらせて読み解き吟味していく能力を培う授業
 4.「社会とつながり、自分の生き方を広げる子ども像」をふまえて、授業における「言語活動」を実質化するために、生徒の興味・関心・意欲と教育内容・教材とを有効に結ぶ具体的な「作業課題」(=研究仮説)を設定し、学習過程に組み込む。
  ①学習問題として、社会的論争問題、論争場面、提案問題を選択する。
  ②「議論」の構成にもとづいて学習過程を組み立てる。
  ③「議論」という方法を目的化するのではなく、「議論」を通した子どもの社会の見方・考え方(社会認識)の深まりに着目し、それを支援する。
  ④地域社会・国家社会の「よさ」を理解することと、「よりよい」地域社会・国家社会の形成にむけての意欲と態度を醸成する学習の展開を工夫する。

Ⅲ 授業力の向上につながる「研究体制」の構築をめざして
 学校長のリーダーシップのもと、異なるキャリアステージの教員が、研究仮説を共有し、校内研修・講義・業務遂行適用型研修を組み合わせて、教科の授業力向上を図る研究体制の構築に努めること。

Ⅳ 今後の研究の推進に向けて
 ①学習評価について⇒子どもたちの学習に対する評価規準と評価基準を明示し、学習成果物を収集・整理して、評価を実施すること。
 ②授業評価について⇒第三者評価と自己評価をふまえて、研究仮説の吟味と改善を行うこと。
 ③授業研究体制の省察について⇒授業研究(授業力向上研修)におけるPDCAサイクルの多元化・複線化を図るように研究体制を構築すること。     

◇出勤時刻 8:00

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