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第35回静岡市立安東小学校研究会(静岡市) 

 テーマは「ひとりひとりを生かす授業研究-位置づけた子を手がかりに-」です。安東小学校長が「特色ある学校づくり」について、「『特色』とは作るものではなく、振り返ってみて生まれるものである。子ども自身がその学校の特色となるべきである」というお話をされ、それが強く印象に残っています。
 安東小学校の子ども理解(学習)の中心となるものは、「カルテ」(具体的な子どもの表れに教師の解釈を加えたもの)と「座席表」(ある時点での子どもたちの捉え)と「全体のけしき」(子どもたちの思考の道筋)です。そして、座席表授業案は、座席表と本時の展開を合わせたものです。授業とは、子ども理解に始まり子ども理解に尽きるということをいつも感じさせられます。最後はいつも上田薫先生の講演です。演題は「安東小の目指す人間像-総合の神髄-」です。◎「総合」をするには、それまでの蓄積のない教師(学校)には実際にはできない。その「できない」ということを知ることがまずその一歩である。 
◎「総合」は人間の在り方、生き方そのものが原点になければならない。
◎一人一人の子どもが総合的に捉えられていなければ総合は成立しない。(カルテ・座席表など)
◎成功させずに失敗をどうさせるか、どう育てるかが大切である。 
◎「秩序」とは、でこぼこな秩序、変化のある秩序でなければならない。
◎子どもに自由を与え、子どもを信用する。うわっつらの表面だけの成功を目指さないことが子どもを逞しくする。

ひとりひとりを生かす授業―カルテと座席表 (1970年)

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