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第3回校内学習研究会(南あわじ市立八木小学校) 

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 香川大学の田上哲先生をお招きし、第3回校内学習研究会を行いました。
 朝田幸代先生(1年生活科「おもいでがいっぱいできたよ」)が学習を公開されました。



 以下、「研究通信」より。

1.授業者より
 各学期毎に研究授業を行ってきたが、今回は、いつもと違った気持ちで授業に臨めた。
 授業をするにあたって、朝の会を気持ちをひきしめて進めることができた。
 1年を通して積極的におたずねをする子たちになるように指導してきたが、話をした子だけでなくおたずねをした子に対しても質問ができるように更に力をつけていきたい。
 教師と児童との一問一答になってしまった感があり、子ども達に司会をさせても良かったのでは?
 子どもたちは、自分の発表をしたかった。(おたずねよりも、自分の発表を聞いて欲しいという思いが強かった。)

2.質問・感想等
◆5校時という時間の割に静かに「~ちゃんと同じで」「~さんと似ているけれど」という言葉使いが身に付いていて良かった。教師の一言が、さりげなく、子ども達にとっても良かったので参考にしたい。

◆先生の出が大きいのではなく、子どもが主体なのでよかった。プールの話をした子たちが座ってから“おたずね”となったので、間があったように感じた。話をしてすぐにおたずねをした方が良かったと感じた。
(授業者より)今回は、「プール」という1つのことに絞ってやってみたので普段とは違うパターンである。まとめ発表と1つずつの発表の違いがあったので、子どもたちもとまどったのかもしれない。

◆子どもの立場にたつと、発表してすぐおたずねをする方がしやすいのか否か?

◆子どもにとって言いやすい雰囲気(何を言っても先生が受け止めてくれる)が既にできていて良かった。お互いに学習していくということに重点をおいていく方向性を感じた。
互いの“ちがい”は分かりやすいが、“よさ”に気づいていく指導の方法等があればききたい。
(田上先生より)Aくんの例・・・お父さんに泳ぎを褒められて嬉しいが、プールは深くて最初は怖くて泳ぎにくかったという体験
 それぞれの体験から生まれる「感情」は、お互いに共感できる共通の感覚として分かりあえる。→人間としての感覚・感情
 ここでは、“よさ”=「怖さ」という共通の概念をお互いに認め合う

 1年生ならば・・・自分の体験は自分の体験として認識する
          私のお母さん=○○さんのお母さん
             ↓         ↓
 お母さんとしての役割が共通としての概念となる
 今回は「怖さ」ということが共通の概念としてとらえられる。

※小学校 低・中学年で大切なこと
       ↓
相手の感情が分からない、共通の概念を持つ土壌ができていない。
互いの気持ち・感覚を確かめ合うことの大切さ。
共通の部分をどれだけ持ち合えるかが、心のゆたかさにつながる。

◆子どもたちがしっかり互いの話を聞き、おたずねができているところに感心した。
 自分の発表はできるが、相手に対してのおたずねや感想を持つことが難しいので、どうすればいいのかを知りたい。
(田上先生より)子どもがどういった気持ちでやるか、何を目的・ねらいとするか、子どもが意識する部分をその時間どこにもっていくかによる。目的意識を明確にする。

◆1年間で3回研究授業をやってみて、子どもたちの変化してきたところは?
(朝田先生より)Bくん・・・人の話を聞ける子になってきた。思いついたら発言もできる子に成長した。1年生らしく他の子に近づいてきた。

◆以前との比較、子どもがどう変化してきたのかを知りたい。
最初、子どもたちは緊張していたのではないか?→後半の方がのってきていて良かった。

◆「思い出す」という手だてをもっとしっかりできていればプロジェクターも活用できたのでは?研究の進め方のアドバイスが欲しい。八木小として互いに有益な力を伸ばせるような協議ができる視点がほしい。授業の進行の妨げにならない程度に、発言した子をほめる場はどうもったらよいのか?

◆座席表の有効活用 どういった学びの場とするのか、八木小としての共通理解、スタートをそろえておく必要がある。

◆座席表の作成に集中するあまり、本来の授業の流れがおろそかになってしまうこともあるので程々にすべき。

◆素直に発言とおたずねがつながっていくところがよいと思った。
教師がどの程度かかわったらいいのかが難しい。

◆子ども達が“よさ”や“ちがい”に気づくではなく、“ちがい”だけでいいのでは?
 「誰が」「誰に」向かって表現するのかが重要であり、低学年のうちにしっかりやっておく。
 「誰が」「何を」言ってくれたかが子どもに残るものである。→子ども達の力、価値観をつくっていくことにつながる。

(田上先生より)香川県志度高校での実践・・・1人1授業 教科をこえて
             ↓
授業者が1人抽出生を選び、その子に1人観察者が付く
①ぜひこの子は、じっくり見て意見を聞かせてほしいという子
②参観者が気になる子をあげる

※子どもの学びに視点を絞る
  安東小の築地久子さんの実践
   ・教材のこと8~9割 ・子どものこと1割
          ↓変わっていった
   ・教材のこと1割   ・子どものこと8~9割
 子どもがどうかかわっていくか、教材研究し、座席表指導案で精密に書くからこそ、どこがずれているのか、どこの読みが足りないのかが明確になっていく。
            ↓
 その結果、指名計画等が必要になることもある。それを成すのがプロである。

 八木小の児童にどういう力をつけさせたいのか、共通理解が必要。
 指導案は、子どもがどう学んでいるかを(自分が)とらえる為の手がかりであり、自分が分かればいいという程度でよい。

 子どもの見方が変わる(よく見えるようになる)→直接授業には役立たなくても、子ども達との関係がよくなっていく(しっかり教師が見ていてくれるから)

 子どもがどう学んでいるのかをふり返り、改善していく授業研ができるように。


 地区祭礼団練習に合流。帰宅は23:00になりました。

◇出勤時刻 8:05 退勤時刻 21:10

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